第31話 <機関の密会> ページ33
Aを捕らえたシグバールが闇の回廊の中へと消えていった。
Aもソラも抵抗したり、叫んだりしていたが、もうどうにもならなかった。
13機関に連れ去られてしまったのだ。
ソラ「くそっ...！俺が守れなかったから...！」
床に握り拳を叩きつけながらソラが叫ぶ。
ドナルド「ソラのせいじゃないよ！」
グーフィ「向こうの策略がいつになく本気だったしねぇ...」
ソラ「Aーーー！！」
ソラの声が城壁に反射し、街中に響きわたった━━━━
一方、Aの連れ去られた先、『存在しなかった城』では━━━
？？？「今回の任務、お前一人で十分だったんじゃねーのか？」
シグバール「アサシンはお前の配下ノーバディだろ
今回の任務はアサシンを巧みに操ることが必要だったってハナシ」
？？？「へっ、俺よりアサシンに存在意義ってか？
ま、俺たちノーバディは存在しねぇもんだけどよ」
シグ「そういじけるな
これからしばらくこの嬢ちゃんの世話はお前たちにやってもらうってハナシだ」
気を失っているAを見てそう言った。
？？？「はぁ！？ なんで俺らが？」
シグ「まぁ、お前が嫌なんなら、坊やたちに押し付けてもいいんじゃねぇか？
あいつらならすぐに仲良くなれるんじゃないかってハナシ
ま、ヨロシクたのむってもんだ、『お世話係アクセルさん』 ククク...」
赤髪の男、アクセルを小バカにしたようなセリフを放ち、シグバールは廊下を歩いて行ってしまった。
アクセル「チッ、バカにしやがって...」
アクセルはAの顔に目をやった。
まだ目覚めない。
アクセル「ハァ、とりあえず、ロクサスたちに伝えるか」
そうつぶやき、ロクサスのいる部屋へ向かった。
━━━シグバールの向かった先、円卓の間ではシグバールを含めた3人が話あっていた。
シグバール「お前の言う通り、アクセルたちにAの監視をまかせてきたぜ」
サイクス「そうか、ご苦労だった」
シグバール「しっかし、なんであいつらにまかすんだぁ？
他の機関員の方がしっかり面倒見れるんじゃねぇかってハナシ
ま、一部を除くが」
そのとき、沈黙を守っていたもう一人が口を開く。
機関のボス━━━ゼムナス。
ゼムナス「ロクサスたちは、この計画の本当の目的をしらぬ
アクセルは、いずれ知るだろうが、ロクサスたちが知るまでには時間がかかるだろう
無論、それだけの理由ではないがな」
ゼムナスはそう言うと、不敵な笑みを浮かべた。
第32話 <存在しなかった世界>→←第30話 <計画その1 -誘拐->
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りあとると@元ディア(*・ω・*)(プロフ) - 暇犬さん» 閲覧ありがとうございます！ 頑張って更新していこうと思います！ (2014年9月5日 2時) (
レス) id: ae3afd8a22 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬 - わぁー！面白いです！続きが楽しみですよ！頑張ってください！ (2014年8月1日 13時) (レス) id: 5fea281400 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - ピナさん» ありがとうございます！(*^^*) よい作品と言ってもらえて嬉しいです(^o^) 更新頑張りますね♪ (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - およよっ子さん» 来てくれてありがとう！ がんばってヒマ見つけて書くぜーっ(*^^*) あ、最近KH3Dまたやりはじめた(笑) (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - to-goさん» 楽しみにしててくれて嬉しーっ(*^^*) がんばって更新します♪ (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあとると@元ディア | 作成日時：2013年3月31日 0時
