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第22話 <つかの間の安心> ページ23

はぁ、はぁ


息を切らしながら、私たちは地上への道を駆けて行った。


A「さっきの人、一人でケルベロスと...
大丈夫なの!?」

ソラ「大丈夫!
王様は、すっごく強いから!」

ソラがにっと笑い、そう答える。


ついに私たちは、オリンポスの地上へのトビラの前まで到達した。

ドナ「ここまで来れば、もう大丈夫だね」

ソラ「ああ
この先はもうオリンポスコロシアムだ
ここまでは追ってこれないだろ」


そして私たちの目の前に、先程救ってくれた恩人が追い付き、現れた。

王様「ふう
キミたち、もう大丈夫だよ
ケルベロスはもうここまで追ってこれないからね」

ドナ「はいっ 危機を救ってくれてありがとうございます!」

かしこまったドナルドの後にソラが、

ソラ「王様ー! 久しぶりだなー!」

そう言って王様の手をとってとび跳ねた。

王様「うん、久しぶり!
ハハッ ソラは相変わらずだね

そして... キミははじめましてだね」


そう言って王様は私の方へ振り向いた。

A「あっ、えっと、は、はじめまして」

王様「ハハッ そんなにかしこまらなくても大丈夫だよ」


それから私の自己紹介もして、王様の名前はミッキーであることや、今までの活躍などをソラ達から聞いた。

聞けば聞くほど、ほんとにすごい人だなぁ(°∀°;)


グー「ところで王様は、なんでここに来たんですか?」

王様「うん、それを話さなくちゃならなかったね
実は...この世界に強い闇の存在を感じたんだ」

ソラ「強い闇の存在...?
それって、D-ハートレス?」

王様「いや、それが違うようなんだ
D-ハートレスよりも、もっと強い闇...
そう、闇そのもののような存在の気配を感じたんだ」

なんだろう、その言葉を聞いて嫌な予感がした。

ドナ「グワァ...それって、D-ハートレスよりも、強いのがいるってことですか?」

王様「うん、ひょっとしたらそうかもしれない
気配は感じるけど、まだ僕にもよくわからないんだ」


そのとき、急に王様の顔つきが一瞬で険しくなった。
そしてソラも表情を変え、身構えた。

自分でも感じた。
周りに邪悪な気が満ちるのを。


私たちの目の前に現れたのは、
ハートレスでもダークルーラーでもない、

黒い鎧をまとった人間だった━━━

第23話 <闇への序章>→←第21話 <助けにきた光>


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りあとると@元ディア(*・ω・*)(プロフ) - 暇犬さん» 閲覧ありがとうございます! 頑張って更新していこうと思います! (2014年9月5日 2時) (レス) id: ae3afd8a22 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬 - わぁー!面白いです!続きが楽しみですよ!頑張ってください! (2014年8月1日 13時) (レス) id: 5fea281400 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - ピナさん» ありがとうございます!(*^^*) よい作品と言ってもらえて嬉しいです(^o^) 更新頑張りますね♪ (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - およよっ子さん» 来てくれてありがとう! がんばってヒマ見つけて書くぜーっ(*^^*) あ、最近KH3Dまたやりはじめた(笑) (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - to-goさん» 楽しみにしててくれて嬉しーっ(*^^*) がんばって更新します♪ (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りあとると@元ディア | 作成日時:2013年3月31日 0時

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