あなたはキングダムハーツの世界に迷いこんでしまったようです

第18話 <二重人格> ページ19

ソラ「なんだったんだ...」

グー「見つかる訳にはいかないって言ってたから、誰か現れるのかなぁ？」


そのときいきなり闇が口を開き、
中から現れたのは━━━

ドナ「グワッ！？ なんで！？」

ソラ「ノーバディ！？」

白い人がたをした奇妙な生き物、
ノーバディのダスクが数匹、目の前に姿を現した。
そしてダスクを統率するようにさらに現れたのは上級ノーバディのダンサーだった。

A「これが、ノーバディ！？」


4人はノーバディの予測しづらい動きに惑わされながらも、次々と倒していった。


そして倒し終わったとき
闇の回廊から声が聞こえた。


？？「よし、ダンサーやダスクたちに戦わせてそのスキにサンプルを...」


そう言いながら闇の回廊から姿を現したのはノリの軽そうな男━━━


ドナ「お前は、13機関の！」

ソラ「デミックス！！」

デミックス「ゲゲっ！間違えて勇者の目の前に出ちまった！
おーい、ダスク、ダンサー！
こいつらを━━━」


(・ω・ 三 ・ω・) きょろきょろ
↑デミ


デミ「あれ、ダンサーたちは...？」


グー「僕たちがみんな倒しちゃったよぉ」


デミ「うっそ〜ん！」(T▽T)


デミックスとかいう人は、一人で勝手にじたばたしてる...(^-^;)


A「なんて他人まかせな人なんだ...(￣▽￣;)」

デミ「わーわー やべぇ！
予定が狂った！ どーしよーっ！？(°□°;)」

ソラ「こいつ、ホントに13機関なのか...？
もう用事終わったんなら、俺たちもう行くぞ？」

デミ「ま、待て！ まだお前たちを先に行かすことはできねぇな！」


デミックスが若干あたふたしながら立ちはだかる。

ソラ「じゃあ、お前を倒して俺たちは進む！」

デミ「ひいっ！Σ(°□°;)」


なんかすごいおびえてる...(￣▽￣;)


A「戦う気なさそうだね、ていうか、弱そう(−ω−)」

ソラ「やっぱお前、13機関のクセに情けないやつだな」

すると、私やソラのその言葉がシャクに障ったのか、
今までのやり取りからは考えられないような低い声が響いた。

デミ「...黙れ
なら俺はお前たちがその言葉を発したことを━━━」

デミックスの手のひらに水が集まり始める。
水使いか！
そして手のひらに現れたのは━━━
シタールと呼ばれる武器。


デミ「後悔させてやる！

舞い踊れ水たちぃッ！！」



水柱が周囲から吹き出し、囲まれた！
どうやら、戦わなきゃいけないみたいだ！

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