第11話 ページ13
Side Ki
「……はあーーーーーーーー」
藤ヶ谷が居なくなった後、ベッドで1人、それは大きな大きなため息を吐いた。
「…まじ、か」
藤ヶ谷が、俺のこと。
全然知らなかった。そんな素振り見たことないし。
え、知らなかったの…俺だけ？
どうなんだ…
眠気なんて一気に覚めてしまった。
いやてか、寧ろ眠れねえ。
目を閉じても開けても、どうしても思い出してしまう。
藤ヶ谷の、俺の手を押さえつける力強さとか、
キスをする時に香った甘い匂いとか、
唇の感触とか…
藤ヶ谷が、俺のことが、好き。
そう思うと、途端にドキドキしたような、
胸をギュッと掴まれたような気がした。
…明日からどんな顔して会えばいいんだよ。
眠れないのは覚悟しつつ、無理やり目を閉じた。
ベッドからほんのり、甘い匂いがする。
続く (更新停止中)
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you.(プロフ) - 未来さん» あー本当だ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ごめんなさい｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡全く気づいていませんでした…ご指摘ありがとうございました！ (2018年12月26日 9時) (
レス) id: 86a1048b9b (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - 第5話が抜けていて、第6話が2つあるような気がするんですけど、私の気のせいだったら、ｺﾞﾒﾝﾅｻｲm(._.)m (2018年12月26日 1時) (レス) id: 6675551e49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：you. | 作成日時：2018年12月22日 23時
