HiHi Jetsの最年少がセクゾに恋される話

さんじゅういち ページ32

Aside.




風磨が…こっちに？




ピーンポーン)




えっ…！？早くない？異常過ぎない？




ガチャ)




「風磨…？早過ぎない…？」




「すぐ、そこから電話したから。元々行くつもり
だったし。」




「そっ…か…。」




待って…ホントに…泣きそ…っ。




ギュッ)




「無理すんなって、言っただろ？」




「っぅ…うぇぇん…っ…！」




風磨は、震えながら泣き噦る私の頭を優しく撫でてくれた。




「なぁ、今も中島の事愛してる？」




「わかんな…っ…グスッ…。」




「俺がフられた日、言ったよな。《中島に泣かされ
たらいつでも俺がもらってやっからな》って。」




そういえば…言ってたよーな…。




「う、ん…っ…。」




「今、お前はなんで泣いてんだ？」




「健人に…っ…浮気されてたっ…からっ…！」




…私、健人に泣かされた…っ？




「もう、中島にお前を触れさせたくない。」




「ふ、ま…っ。」




「Aが幸せになる為に俺は中島に譲ったんだよ、
…それでもずっと好きだった。正直に教えて。
今、中島の事好きか？」




私、はっ…。




「好き…っ、だけど…一緒に居たくない…っ
別れたいよ…っ。」




しばらくは、忘れられないかもしれない。




けど…健人と居たくない。




「A。まだ付き合わなくていい。けど、俺の側に
いて…。」




「うん…っ。」

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