ドS男子のお手伝い

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案内されたところは、みんなの部屋が並ぶ雄也様の隣。








A「ありがとうございます」


雄「…別に」


A「おやすみなさい」


雄「…」








雄也様は無言で部屋に戻って言いった。

私も早く寝よ…








寝ようって思って置いてあるベッドに寝転がったら突然スマホが震えた。







お母さん…






A「もしもし…」


母「ちょっと、どこにいるの?!」


A「関係ないよ」






電話越しで怒鳴るお母さん。
貴方はもう、私のお母さんじゃないんだよ。








勘違いしないでよ…







母「帰ってきなさい！」


A「嫌。もう嫌なの」


母「何が嫌なの？」








私にしてること忘れてるの？
毎日のように暴言、暴行…
限界なんだよ…






A「電話かけてくるなら自分達のしてる事を見つめ直してからにしてよ!!」






それだけ言って電話を切った。




何かを言いかけたお母さんだったけど、そんなの知らない。
私は生きてけれるところを見つけたから。


9人を支えて暮らすって決めたんだから！

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