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明日 から 夏休み 。
「 時 経つの 早いよね − 」
「 うんうん 」
4人 で 話ながら 、 帰っていると ″ おいお前ら ″ って 担任 に 声 を 掛けられた 。
「 7月26日 から 8月10日 まで 、 補習 な 」
「 まじかよ … 。 花火大会 間に合うかな ? 」
この街 の 納涼花火大会 の 日時 が 、 8月10日 の 午後 4時から 。
「 その前 に 、 ゆうと の 誕生日 ‥ 」
ゆうと と どっか 行きたかったのに …… 。
「 大丈夫だよ 。 仕方ないって 」
「 よし 。 補習課題プリント 10分 で 終わらすぞ ! 」
「 光 、 そのプリント 10枚だって 、 だから 掛ける時間 1分 。 無理じゃね ? 」
「 伊野ちゃんさ 、 そんな 鼻っから 諦めてたら ‥ 」
「 仕方ないって − 。 授業 出てなかった 俺 らの 罰 なんだよ 」
「 そうそう 、 自業自得 」
それぞれの 彼氏 は 諦めモード 。
追いかけて 、 手 を 繋いだ 。
「 待って ! ゆうと 、 花火大会 行こう !! 」
「 薮 も 行く ! 」
彼女 から の 花火大会勧誘 に 、 彼氏 は 2人揃って 笑み を 零した 。
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作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2016年2月15日 20時
