今日:15 hit、昨日:4 hit、合計:24,761 hit
小｜中｜大
157.. ページ7
...
キス された 途端 、 ぼっと 顔 が 赤くなった 薮 を 見て
けらけら 笑い出した 光 。
「 赤くなってる 薮 可愛い − ! 」
「 光 うるさい − 」
「 いひゃいよぉ − 」
ほっぺ を 抓られて 、 喋りにくそうな 光 は
じたばた 手 を 動かしている 。
俺 と ゆうと は その 画 を ただ 、 黙って 見ていた 。
珍しい 。
なんか ただ ひたすら 、 そう 思っていた 。
何年 に 1度 くらいしか 起こらない
光 の 甘えたさん モード に 、 ゆうと の 顔 は にんまり 。
「 ゆうと 。 俺のほう も 見てよ 」
「 あ − 伊野ちゃん ごめん 。 うん 、 見てるよ 」
ほんと かいな 。
心 の 中 で 毒ついてみる 。
「 おいで 」
膝 の 上 に 招かれて 、 ゆうと の お膝 に 座った 。
ぎゅうって 抱きしめられた 仕返し に
ゆうと の ほっぺた に キス してみた 。
「 ん ぅ っ 、 は ぁ っ ‥ 苦 し っ …… ぃっ … 」
舌を入れられた 激しいキス 。
苦しくなって 、 ゆうと の 胸板 を 叩いた 。
キス を 終えた あと 周りから
" 男同士 の あんな 生々しい キス 初めて見たかも "
なんて 声 が ちらほら 聞こえた 。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2016年2月15日 20時
