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山田 side .
一瞬 見えた 、 裕翔くん と お揃いの ネックレス を 付けている 伊野尾くん 。
羨ましい と 思う反面 、 悔しい とも 思う 。
いつも 、 裕翔くん の 優先順位 は 伊野尾くん 。
「 馬鹿じゃん 、 俺 …… 」
花火大会 に 裕翔くん が 伊野尾くん を 誘わない筈 は 無いのに 。
勝手 に 浮かれて 、 裕翔くん の 好きな アイス 買って …… 。
「 何 一人 で 浮かれてんだろ …… 」
花火 は 虚しく 俺 の 心 に 響き渡る 。
♯
山ちゃん は 、 裕翔 と 伊野ちゃん が 付き合ってる事 を 知りません 。
ある日 、 普通 に 山ちゃん の元 にその 事 が 伝わります 。
夏休み明け の 学校 で 。
1人花火 に 行っていた 悲しい奴 の 一言 です 。
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作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2016年2月15日 20時
