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山田 side
学校 に 着く 。
下駄箱 には 靴 の 数 は 少ない 。
2階 の 教室 まで ゆっくり 歩く 。
ガラガラ と ドア を 開けると
薮くん と 八乙女くん 、 その他 諸々の生徒
意外 と 教室 は 賑やか だった 。
「 おはよ 」
「 あ 、 うん 。 おはよ … 」
また 楽しそう に 話し出した 二人 の もと を
離れようと した 。
「 … 何 、 どしたの ? 」
しばらく 二人 の 方 を 見ていたから
八乙女くん に 聞かれて
我 に 返った 。
「 裕翔くん と 伊野尾くん は ‥ ? 」
「 まだ 来てない し 見てない から 、 遅刻 かな ? 光 は ? 」
「 薮 と 方向 同じ だから 。 仕事 行く 裕翔 の 母さん は 見た 。 」
「 そっか … 」
その時 、 ぶぶぶ と バイブ音 。
「 裕翔 今 、 家 だって 」
「 あ 伊野ちゃん 、 妹 と 喧嘩 してたら ご飯 食べるの遅くなって 今家now の 事 」
やっぱり LINE するよね 。
「 薮 、 上履き 隠して あいつら 脅かさね ? 」
「 それ 楽しそう 」
楽しそう に 話ながら 、 おまけ に 手まで繋いで
俺 は そんな 二人 を 見据えて 、 立っていた 。
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作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2016年2月15日 20時
