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「 裕翔 − 、 でもさ − 、 真夏 に チョコ の 話 は 勘弁 な ? 」
「 ごめんね 」
「 てか お前 、 まだ 7月 だよ ? ずっと 先じゃん 」
「 … そーだね 」
「 3月 ってさ … なってほしくない 」
ゆうと に 同意 してほしくて 、 言った筈 なのに 、 何故か 光 と 薮 が 横 に いた 。
「「 チョコ 貰えねーから ? 」」
にまにま 聞いてくる 薮と光 の 細い脚 を 蹴った 。
わざと らしく 、 痛い を 連発 する 薮 に 、 気づけば 小さく謝っていた 。
途端に 、 騙された− って 子供みたい に 笑う 薮と光 の 足 を 今度 は
遠慮 なく 蹴ってやった 。
はっ!? 何で俺も!? って 、 怒る光 は 飛び火って奴 。 下向いて 、 ふはって
吹き出した のは 気付かれてないと思った ?
ゆうと しか 見てない訳じゃないからね ?
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作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2016年2月15日 20時
