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in side .
先輩 と いる時間 は 、 どんな 時より 心地いい 。
「 じゃあ 、 セーノ で 飛ばす ？ 」
「 …… うん 」
良い感じ の 軌道 を 描いて 、 飛んだ 紙飛行機 。
「 １０年後 、 見つかったりしてね 」
「 うん … 」
「 先輩 … って 、 次 の 授業 なんですか ？ 」
「 俺はね 、 自習 。 だから ここにいる 。 」
「 … 、 サボってきて 良いですか … ？ 」
あんな 教室 、 一秒たりとも 居たくないから 。
「 … 怒られない様にね 。 いいよ 。 」
俺 は 屹度 、 先輩 にだけ 心 を 許している 。
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作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2015年12月27日 1時
