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yt side .
いつものように 、 屋上 へ 行く 。
伊野尾くん 、 いるかな 。 なんて 淡い 期待 を 抱いて 。
なんて 、 予想的中 。
「 伊野尾くん 」
そう 声 を 掛けると 、 ぺこって 頭 を 下げる 伊野尾くん 。
「 何してたの ? 」
「 …… 紙飛行機 。 」
「 … 俺 も 作っていい ? 」
頷き 、 伊野尾くん が 座っている 上 の 方 に 行く 。
「 …… はい 。 」
「 ありがとう 」
受け取って 、 折る 。
「 …… 先輩 、 折り方 分かりますか ? 」
「 分かんない 。 教えて 」
そう言うと 、 距離 を 縮めて 折り方 を 教えてくれる 伊野尾くん 。
「 先輩 。 願い事 、 書いてください 。 それで 折って 飛ばすんです 。 」
「 なんでもいいの ? 」
そう聞くと 伊野尾くん は
「 … 一番 、 自分 の 悩み 事 が 効くかも です 」 って 教えてくれた 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時