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yt side .




光くん が 、 ジュース を 取りに 下 に 行けば


俺 と 慧ちゃん の 2人だけ の 空間 。



「 … 裕翔先輩 …… 」


「 ん ? 」



声 を 掛けられて 振り向くと 、


そこには ネイビー の ニット を 捲り上げている 慧ちゃん 。



「 ‥ 俺 、 こんなに なるまで 父さん に 殴られてたんです ‥


だから ずっと 心 閉ざしてたし 、 皆とも 距離 作ってた 。


だから 中学 の 時から いじめられて ‥ ホント は ここ 嫌だったんです 。


でも 、 俺 裕翔先輩 が いてくれて 良かったです 。


こんな 俺 を 救ってくれて 、 ありがとうございました ‥‥‥ 」




入学 してから 、 涙 は 1度くらいしか 見せなかった 慧ちゃん の


溜めていた 涙 が 零れ落ちる 。



止めどなく 。 ひとり で ずっと 耐えてきた 慧ちゃん を


俺 は ぎゅぅ って 抱きしめた 。



怖かった

嫌だった



そんな 不安 は 、 恐怖 は


その 涙 と 供 に 流せばいい 。




俺 が ずっと 慧ちゃん の 傍 に


いて ずっと 守るから 。




*********



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設定タグ:ゆといの , 八乙女光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時

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