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yt side .
「 光くん 、 慧 バスケ部 お父さん に 止められちゃって
やっぱり 入んない って 。 」
「 裕翔 、 そんな 落ち込んで も 、 仕方ないだろ 。
あっちの方が 俺達 より も 人生 の 先輩 なんだから さ 」
そう言って 、 光くん に 宥められた 。
慧 が いたら 、 もっと 楽しかった 筈 なんだよな … 。
日中 、 ずっと そんな 事 を 考えていた 。
「 裕翔先輩 − 。 」
「 慧ぃ − 」
可愛い 声 が 聞こえて 、 俺 は 思わず 抱きしめた 。
「 みんな 見てる … っ 、 」
赤くなって 、 声 も 小さくなっていく 慧 。
可愛いなぁ … 。
「 裕翔先輩 の っ … 変態 …… 」
この言葉 に 笑い を 堪えきれなかった 、 光くん の
吹き出した 声 が 後ろ から 聞こえた 。
*****
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作者名：伊 野 尾 慧 | 作成日時：2015年12月27日 1時
