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yt side .




分かった 。 守ってあげる 。



絶対 伊野尾くん の 事 は 傷つけない 。



心 に 決めました 。




そっと 離す 。


そしたら 、 伊野尾くん の 腕 が 伸びて また 、 ぎゅって 抱きしめられた 。




「 やだ … 。 も少し 、 このまま が いいです …… 」




ぎゅって 、 強く 抱きしめる 。




「 …… 、 伊野尾くん 。 絶対 守るからね ? 」



「 やだ … やだ … 」



「 …… ? 」




訳 が 分からず 、 顔 を 傾げる 。



「 … 、 け … 慧 、 って …… 呼んでください …… 」



「 慧 ? 」




「 ずっと 、 先輩 に そう 呼ばれたかったんです …… 、 図々しくて 、 ごめなさい …… 」



「 いいよ 。 だったら 、 俺 の 事 はね … 」




「 …… 裕翔先輩 、 」




" 裕翔先輩 " 、 慧 から 呼ばれた 名前 に 嬉しくなる 。




「 じゃあ 、 お互い に 呼び合おうね 。 」


「 うん 。 」




慧 が 、 優しく 笑った 。


俺 も 、 優しく 笑った 。




*****




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作品ジャンル:恋愛
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時

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