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in side .
返された テスト は 、 パーフェクト 。
慣れた 100点 は もう 見飽きた 。
「 … えっ 、 学年1位 ? マジかよ 」
「 な 、 勉強法 教えてくんね ? 」
そう言う 男子生徒 に 。
「 伊野尾くん 、 すごいね 」
「 わ − 格好いい 」
そう言う 女子生徒 に 。
「 これ 、 中学 で 習った 所 だけどさ 、 こんなんで 躓いてたら ヤバイよ 」
呆れた 。 普通に勉強してたら 分かる箇所 。
これだから 公立 は 止めたかったのに 。
*****
yt side .
屋上 で 休んでいると 、 ギイ … と 音 を 立てて 開いた ドア 。
見慣れない 子 。 でも すごく 中性的 な 顔立ち 。
上履き を 見ると 、 赤 。 ってこと は 1年か 。
「 あ 。 」
「 … 」
頭 を ペコ って 下げて 、 出ていこうとしたのを 。
気づけば
「 待って 、 」
って 、 名前 も 知らないのに 、 止めていた 。
「 俺 、 2年 の 中島裕翔 って言うんだけど … 」
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時