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in side .
本当 に 久しぶり 。 久しぶり に 見た 先輩 の 笑顔 に 、 胸 が 高鳴る 。
「 伊野尾くん 、 それ 1個 欲しいな 」
「 え っ 、 あ っ …… はい 。 どうぞ 、 です …… 」
「 ありがと − 。 ん − 、 美味しい − 」
可愛い なんて 、 思ってしまう 。
こんな に 美味しそう に 、 ご飯 を 食べる 人 初めて見たかもな …… 。
「 あ 、 の 先輩 …… 、 さっき は ごめんなさい … 。
遂 、 先輩 に … 」
「 大丈夫 。 うん 。 」
そう 笑う 先輩 、 俺 も 思わず 微笑んだ 。
*****
yh side .
裕翔 、 絶対 大丈夫 じゃないから 。
さっきまで 、 元気 なかったじゃないか 。
玉子焼き を 食べながら 、 2人 を 見守る 。
てか 、 どこ の 王子様 と お姫様 だよ 。
お似合い じゃん 、 ホント に 。 ( あ 、 嫉妬 じゃないから ね )
でもな 、 まだ どっか に 壁 が あんだよな − … 。
伊野尾くん の 笑い方 ぎこちないし 。
なんとなく 、 距離 が 人一人分 は 空いてるし 。
伊野尾くん 俯いてるし 。
裕翔 テンパり 過ぎだし 。
なんか 、 やっぱり この 2人 は
ほっとけないん だよなぁ …… 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時