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yt side .
言われた 。 遂 に 言われてしまった 。
光くん には 平気 だろ って 言われたけど 、 実は 結構 傷ついてる訳で 。
はぁ … 。 何回目 か 分からない ため息 。
「 中島 、 先生 の 顔 見て 、 ため息 は よせよ − 」
先生 の 発言 で 沸く クラス 。
でも 俺 は そんな 気分 じゃない訳で 。
*****
in side .
自分 で 作った 、 先輩用 の おにぎり を 持って 、 屋上 に 走る 。
ドア を 開けると 、 先輩 の 姿 。
と 、 横 には 先輩 より 小柄 な 姿 。
「 裕翔 。 お弁当 、 ほい 」
「 光 くん ありがとね 。 」
「 だってさ 、 ずっと 購買 だったじゃん 」
「 わ − 。 光くん の 作る ご飯 美味しいんだよね − 」
「 栄養価 、 結構 考えたんだからさ 。 それに 裕翔 には 好き嫌い が あんま無くて 楽だった の
も あるんだけどね … 」
何だ 、 おにぎり 作って来なくて 良かったじゃん 。
俺 は 、 なるべく 音 を 立てないよう に 、 静か に おにぎり を 食べた 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時