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教室 で 寝ていると 、 声 を 掛けられた 。
起きて 顔を 上げると 、 鋏 を 持った 男子生徒 と 女子生徒 。
「 伊野尾 、 茶髪 の 髪 は 切らなきゃな 」
特に 目立った 校則 も 無く 、 気に入ってた 茶髪 。
「 はっ … 」
「 伊野尾くん 。 数学 の ノート 、 出して 。 」
嵌められた 。 これも 奴ら の 仕業 。 ほんの 一瞬 。 横 の 髪 を 切られた 。
パサッて 、 音 を 立てるように 床 に 落ちて 、 広がった 。
「 あっ …… 」
「 もっと 切らなきゃな ‼ 」
押し倒される 。 やだ 。 なんで こいつら の 言いなりになんか … 。
俺 は 残った 力で 、 鋏 を 持っている 奴 を 押して 、 そのまま 教室 を 飛び出した 。
行先 は 、 2年教室 。 先輩 が いる 教室 。
一目散 に 。 ただ 、 走った 。
ガララ っと 、 扉 を 開ければ 。
見える 景色 は 先輩 だけ 。
「 先輩っ ! 」
掠れた 声 で 、そう 先輩 に 助け を 求めた 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時