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yt side .
お昼 も 放課後 も 、 伊野尾くん は 屋上 に 来なかった 。
俺 は 、 1年 の 教室 を 順番 に 見て回る 事にした 。
1年2組 の 教室 を 通り過ぎようと した時 。
『 伊野尾さ お前 、 調子 乗ったこと してんじゃねーよ ! 』
『 お前 が 中島先輩 と 一緒 に いると 中島先輩 が 汚れんだよ 』
「 は … 、 調子に なんか 乗ってない …… 」
複数 の 男子 に 、 罵声 を 浴びさせられている 伊野尾くん の 声 が 聞こえた 。
ガラッと 、 開けると 伊野尾くん と 目 が 合った 。
****
in side .
放課後 、 補習 を していると 、 クラス の 男子
( 俺 を 殴った 男子 含む ) 2 、 3 人 が 入ってきた 。
「 … 伊野尾 、 ちゃんと 勉強 してるか 見に来てやったぜ 」
「 …… 。 余計 な お世話 。 帰れよ 」
「 運命共同体 じゃん ? 俺ら 。 」
「 … 。 」
「 中島先輩 と 何してんだよ 。 毎日毎日 、 授業 サボってさ 」
「 お前らに 関係 あ … 」
遮断 された 。 気づけば 、 前髪 を 掴まれていた 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時