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授業終了後 、 また 屋上 へと 行く 。
その 途中 で 、 女子生徒 に 声 を 掛けられた 。
「 中島先輩 。 」
振り向くと 、 顔 を 赤くしていて 俯いている 。
「 あの … 、 入学式 の 時から 好きでした 。 付き合って ください … 」
「 …… ごめんね 」
ずっと 、 こんな 感じ 。 告白されては 振って の 繰り返し 。
もう 、 心 が 痛い 。 毎回 悲しそう な 顔 で 去っていく 子たち を 、 見届けるのも 。
「 いいね − 、 裕翔 は 。
勉強 の 成績 も 1位 。 恋 の 成績 さえも 1位 で 羨ましいよ 」
そして 、 恋に飢えてる 光くん の 皮肉 を 、 毎回 聞くのも 。
「 なんか … ごめん 。 」
「 お前 が 謝る と 、 俺 が 悪いみたいじゃん 。 」
毎回 、 こんな 繰り返し 。
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作者名:伊 野 尾 慧 | 作成日時:2015年12月27日 1時