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◆ ページ8
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「それにしてもさ、山田って大ちゃんに当たり強いよな」
「本当は好きなんじゃないの？(笑)」
俺は飲んでいた、苺オレを吹き出した。
「えっ？今、何て？」
「だから、大ちゃんを好きって…」
「いやいやいやいやいやいやいやいや。あり得ないっ‼‼‼
俺が有岡君を…
そんなの、１００万年早いわ」
「じゃあ…１００万年後に好きになるってこと？
よーし！生きたらぁ‼‼」
「ポジティブ過ぎるだろ、てか生きれねぇだろ、１００万年って…」
「いやいやいやいや、煮干し食って運動してら１００万年はあっという間だわ」
「……」
「えっ？大ちゃん、山田の事好きなの？」
「…はぁっ？えっ？
ないないないないないないないない、(笑)」
「そんな、真っ向から否定しなくても…」
「いや、その"無い"をよく噛まずに言えたことに俺は、拍手したい」
「あー、確かに(笑)」
「共感するところ、違くね？」
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月23日 23時
