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◆ ページ25
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「うん」
薮くんが頷いた。
「…へへっ、」
″へへっ″だと！？
やっぱり、有岡君は正真正銘の馬鹿なんだろうか…。
「…高校生で、称号付けられる人なんかいないよね
やったな‼�睫�‼俺たちは、神々から選ばれた人間なんだよね‼」
「えっ？じゃあ、やっぱり凄いんだ‼
帰って、ママに報告しよ‼」
″ママ″！？
「�睫攘�って…マザコンなの？」
ちぃちゃんが、席を立って�睫攘�に近づく。
「マザコン…？俺が？」
「心当たり、ないわけ？」
「うーん、コンプレックスじゃないんだよな」
「マザコンってさ、マザーテレサが持ってる、コンプレックスを
今の子たちが略した言葉とか−(笑)」
「上手いね‼有岡君‼」
「本当に！？いぇーい‼」
�睫攘�と、手をハイタッチしている有岡君に
呆れるしかなかった、俺たちクラスだった。
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月23日 23時
