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◆ ページ21
−後日談−
「有岡君。
俺ね、ちぃちゃんに、″ダンディｏｒメンズファースト″してみたのよ」
「うん。で？」
「まぁ、そう、結論を急ぐな」
「…」
「で、やってみたら案外上手く行かなくて
エレベーターで道を優先させれば、出るタイミング失って
電車だと、ただの通行止めする非常識な高校生でしょ？
重たい扉を開けてあげる、これね。案外ないんだね(笑)」
「いやいや、３に至ってはそうそう店ん中設置しないでしょ、
火事とか、そういう所で、ただの迷惑なもんだと思うよ(笑)」
「…そうなんだよね…
で、″何してんの？涼ちゃん″って聞かれて
″ダンディ−Ｏｒメンズファースト″って言ったら、″何その、ダッサイ名前(笑)″って言われた」
「伊野尾先生の、ネーミングセンスを疑うよね(笑)」
「ねっ(笑)」
「うっさいわ、」
「「 いってー」」
後ろから来た、伊野尾先生の持っていた
丸めた日誌で頭を叩かれた。
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月23日 23時
