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「…えっ、でも‼
何で俺が彼女いないって事知ってるの?」

「伊野尾先生、人気だし。
聞いたんだろ、女子生徒とかに……」


「え‐。酷いな‐伊野尾先生…」


ガクッと、項垂れる有岡君。

「えっでも俺はね…俺はあくまで可能性の話を…」

「……」


「でさ…感情的にならずに仲直りする方法…」

「…知らないよぉ‼‼
彼女いない俺にそんな事聞くなよぉ‼‼‼」


「……、
だからさ‐、ちょっとアドバイスを…」


「あるか‼‼‼」

教えてくれない有岡君に
 ちょっと苛々してきた俺。
その時思いついた名案。


「教えてくれたらさ。
高いオムライス奢ってあげるって言っても?」


「…っ‼…くっ」


「2度と食べれないかもよ‐?」

「‥…っ、」


「…ふーん、じゃあ。
違う人に聞くね、ありがとう」


「…教える‼
から、」


 有岡君、まじ単純‐(笑)

「本当に!?ありがとう‼‼」

有岡君の手をブンブン振る。


「…好きなので吊ればいいんだよ」


それが通じるのは有岡君
お前だけだよ。

◆→←【 有岡くんと 恋相談】



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設定タグ:やまちね , JUMP , 山田涼介知念侑李   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:伊 野 尾 奏 多 | 作成日時:2015年10月23日 23時

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