今日:7 hit、昨日:10 hit、合計:55,386 hit
小|中|大
◆ ページ3
・
「…えっ、でも‼
何で俺が彼女いないって事知ってるの?」
「伊野尾先生、人気だし。
聞いたんだろ、女子生徒とかに……」
「え‐。酷いな‐伊野尾先生…」
ガクッと、項垂れる有岡君。
「えっでも俺はね…俺はあくまで可能性の話を…」
「……」
「でさ…感情的にならずに仲直りする方法…」
「…知らないよぉ‼‼
彼女いない俺にそんな事聞くなよぉ‼‼‼」
「……、
だからさ‐、ちょっとアドバイスを…」
「あるか‼‼‼」
教えてくれない有岡君に
ちょっと苛々してきた俺。
その時思いついた名案。
「教えてくれたらさ。
高いオムライス奢ってあげるって言っても?」
「…っ‼…くっ」
「2度と食べれないかもよ‐?」
「‥…っ、」
「…ふーん、じゃあ。
違う人に聞くね、ありがとう」
「…教える‼
から、」
有岡君、まじ単純‐(笑)
「本当に!?ありがとう‼‼」
有岡君の手をブンブン振る。
「…好きなので吊ればいいんだよ」
それが通じるのは有岡君
お前だけだよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊 野 尾 奏 多 | 作成日時:2015年10月23日 23時