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◆ ページ31
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「…帰ろっか」
「足…痛い」
突然座り込んで、下駄を脱ぎ始めるちぃちゃんの指は
赤くなっていた。
「靴擦れ…痛いね。
おんぶしてあげるから、乗って」
「ん…」
ちぃちゃんをおんぶし、片手で下駄を持って家まで戻る。
・
幸いなことに、今日は俺を除く家族は自宅にいない。
「ソファで待ってて。何か出すから」
「うん。ありがとう…」
電子時計を見ると、夕方の６時。
「涼ちゃん……」
「ん‐？何‐？」
「今日は、皆いないの？」
「うん。」
「そっか」
ソファに置いてある人形を、しっかり抱きしめている
ちぃちゃんの方に、ゆっくり歩み寄る。
「…涼ちゃん？どーしたの…？」
「ふふっ、
ねぇ、ちぃちゃん？今は、人形は要らないかな…？」
ちぃちゃんの腕から、人形を離した。
そして、軽いちぃちゃんを抱っこして自分の部屋に向かった。
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伊野尾奏多(プロフ) - 向日葵さん» 向日葵ちゃんありがとー！これからも、更新頑張るね！ (2015年10月9日 23時) (
レス) id: 836785ac80 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - めっちゃ…ｷｭﾝｷｭﾝしちゃった(*^)(*^-^*)ゞ続き楽しみにしてるね♪頑張ってね(*^^*) (2015年10月9日 22時) (レス) id: d2858765ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月9日 22時
