◆ ページ30
・
「ね…ちぃちゃん？
今度さ花火大会…見に行かない？」
「僕と涼ちゃんで？」
「うん…駄目かな？」
「…涼ちゃん僕、すっごく楽しみ！
いいよ！行こう！」
無邪気に燥ぐちぃちゃん。
ちぃちゃんを見て、次第に自分でも頬が綻ぶことが分かった。
・
‐花火大会当日‐
「涼ちゃん、」
トントン。
肩を叩かれ、後ろを振り向くと黒と白のモノクロのお洒落な浴衣を着ている、ちぃちゃんがいた。
「可愛い…」
「何？何か言った？」
「可愛い、って」
「ばっ、涼ちゃんの馬鹿っ！
でも、涼ちゃん凄くかっこいいよ…」
紅くなった、ちいちゃんの頬。
高鳴る胸を抑えられるわけもなく。
神社の境内の影。
上がった１発の花火と同時に、
大きな木の下。
２人の影が重なり、俺はちぃちゃんにキスをした。
「…ッ、りょーちゃん…はぁぅ」
紅くなった、ちぃちゃんの頬
プルプルの唇。
「りょーちゃんが…欲しいよぉ…ッ」
若干の涙目。
２発目の花火、ちぃちゃんの顔が照らされた。
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伊野尾奏多(プロフ) - 向日葵さん» 向日葵ちゃんありがとー！これからも、更新頑張るね！ (2015年10月9日 23時) (
レス) id: 836785ac80 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - めっちゃ…ｷｭﾝｷｭﾝしちゃった(*^)(*^-^*)ゞ続き楽しみにしてるね♪頑張ってね(*^^*) (2015年10月9日 22時) (レス) id: d2858765ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月9日 22時
