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春日井さんの席の前まで行く。
「あ…あの。春日井、さん…
僕、春日井さんの事が、ずっと好きでした。付き合ってくださいっ、…」
「えっ。知念くんが、私の事を？
嬉しいな…でもね。ごめんなさい…私付き合ってる人が居るから…」
三つ編みをほどいて、眼鏡を外す春日井さん。
「それに…告白ゲームで付き合う程、私尻軽女じゃないから。」
本を閉じて、教室を出ていく春日井さん。
「……ちぃちゃん、」
「知ってるよ、僕だってあんな女、好みじゃないんだけど…
もうちょっとさ、性格いい女の子知らないわけ？」
「……ちぃちゃん、」
「告白ゲーム、何が面白いの？
意味、わかんないんだけど…」
「……ちぃちゃん、もういいから。行こう」
涼ちゃんに手を引っ張られる。
ただ黙って、涼ちゃんに着いていく。
「…涼ちゃん、ごめんね。
僕、涼ちゃんが大好きなのに……」
「いいよ。それに、俺もあんなんに嫉妬するほど、醜い男じゃないって事…
ちぃちゃんも知ってるでしょ？」
「うん……」
小さく頷いた。
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伊野尾奏多(プロフ) - 向日葵さん» 向日葵ちゃんありがとー！これからも、更新頑張るね！ (2015年10月9日 23時) (
レス) id: 836785ac80 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - めっちゃ…ｷｭﾝｷｭﾝしちゃった(*^)(*^-^*)ゞ続き楽しみにしてるね♪頑張ってね(*^^*) (2015年10月9日 22時) (レス) id: d2858765ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月9日 22時
