【体育】 ページ3
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体操着に着替える。
ジャージを着て、外に出る。
「ちぃちゃん。同じチームになれたらいいね！」
「うん、涼ちゃんと同じチームになりますように！」
僕と涼ちゃんは、顔を見合わせて笑い合った。
今日の体育は、バスケ。
皆各々、ドリブルやシュートをしている。
「よし！俺らもやるか」
「うん！」
涼ちゃんの横で走る。
「じゃあ、あそこでしよっか」
涼ちゃんが指さしたところは、陰のある涼しい場所。
「行くよー」
と、ボールを手でついた時、″涼介クーン″クラスの女子の声が聞こえた。
・
声の主は、潮田瑠莉。
潮田さんは、涼ちゃんの腕に密着する。
取り巻きの女子数名も、後ろの方でにこにこしている。
「私ね、ドリブルが上手にできないんだ…ねぇ、涼介君教えてくれない？
チームの足引っ張りたくないの」
「えっ、でも…ちぃちゃんいるし…
他にもいるよ？バスケ得意な人…」
「涼介君じゃなきゃ意味ないの!
良いから、教えて？」
「でも…っ、」
困っている涼ちゃんの目が、僕を捉える。
「……その手、離してよ…。
涼ちゃん、困ってるじゃん」
震える足で、潮田さんの方まで歩いた。
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伊野尾奏多(プロフ) - 向日葵さん» 向日葵ちゃんありがとー！これからも、更新頑張るね！ (2015年10月9日 23時) (
レス) id: 836785ac80 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - めっちゃ…ｷｭﾝｷｭﾝしちゃった(*^)(*^-^*)ゞ続き楽しみにしてるね♪頑張ってね(*^^*) (2015年10月9日 22時) (レス) id: d2858765ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月9日 22時
