【修学旅行】 ページ16
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テスト期間も終わり、息抜き修学旅行。
「はーい、グループ決めまーす」
学級委員の、八乙女光くんと薮宏太くんが司会を務める。
「……クジでいい？それとも推薦？はたまた自主性？」
八乙女くんが、書記をしながら薮くんの、優柔不断な決め方の聞き方に苛々しているのか
振り向きざまの顔が怖い。
「……早く決めろよ、何でもいいから」
「じゃあね……………………
…‥…………………‥‥……んー」
「はーい、クジで良いと思いまーす」
「よーし！それにしよう！
たったりーん！クジ箱―ぉ」
＿＿＿＿＿パチコーン！
さすがのマイペースな薮くんの行動に見かねた八乙女くんの、掌が薮くんの頭にクリーンヒットした。
「はい、女子右。男子左」
てきぱき事を進めていく八乙女くん。
「………涼ちゃん。同じ班になれるといいね」
「ね‐」
僕は涼ちゃんの後ろにつく。
がさごそ、クジ箱の中を漁る。
「…３班」
僕も、同じ班になれますように…。
神様にしっかりお願いして、クジ箱の中に手を入れる。
「…３、班」
薮くんの字なのか、流し文字の″３班″が目に入った。
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伊野尾奏多(プロフ) - 向日葵さん» 向日葵ちゃんありがとー！これからも、更新頑張るね！ (2015年10月9日 23時) (
レス) id: 836785ac80 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - めっちゃ…ｷｭﾝｷｭﾝしちゃった(*^)(*^-^*)ゞ続き楽しみにしてるね♪頑張ってね(*^^*) (2015年10月9日 22時) (レス) id: d2858765ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月9日 22時
