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「じゃあ今日は、社会と英語と世界史やるよ」
「ハーイ」
今日も優しい、ちぃちゃんの説明で勉強会が始まった。
「で、だからね…」
「うん、あー。」
「分かった？」
「うん！」
良かった、ニコッと笑うちぃちゃん。
「チョコ、いる？」
「持ってたの？」
昨日から、冷やしていたチョコレート。
「うん、冷やして持ってたの」
「じゃあ…いただきますって…食べちゃ駄目じゃん。
涼ちゃん、図書館は飲食禁止って入学説明会の時に言われたじゃん」
「あっ…」
今さら気付く、本当に馬鹿な俺。
「いいよ。チョコ口の中で勝手に溶けるから」
″ねっ？″と人差し指を立てたちぃちゃんの口に、１口のチョコをあげる。
「あっ、ミルクの方が良かった？」
「ううん、涼ちゃんの物なら何でも、ちぃちゃん嬉しい！」
無邪気に笑う、ちぃちゃん。
俺も１口、チョコを口に入れた。
「涼ちゃん、美味しい？」
「うん！美味しいよ。
ちぃちゃん、しー。だからね」
「うん、僕と涼ちゃんだけの約束」
お互いの人差し指を、コツンと重ねた。
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伊野尾奏多(プロフ) - 向日葵さん» 向日葵ちゃんありがとー！これからも、更新頑張るね！ (2015年10月9日 23時) (
レス) id: 836785ac80 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - めっちゃ…ｷｭﾝｷｭﾝしちゃった(*^)(*^-^*)ゞ続き楽しみにしてるね♪頑張ってね(*^^*) (2015年10月9日 22時) (レス) id: d2858765ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊 野 尾 奏 多 | 作成日時：2015年10月9日 22時
