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だいななわ ページ8

〜黒尾side〜

「あのー、研磨サン?」



ただいま、3階の教室。



「……。」



「……国見?」



「……。あっ。やられた……。」



「……そんなんじゃダメだよ。もっと後ろから回り込んで……。」



「あっそっか。」



そして、俺ら、絶賛無視られ中です。



「……なんか、国見がすいません。」



青城の金田一、もといらっきょくんが頭を下げてくる。



「いやいや。ゲームをやりはじめたウチの研磨が悪いから……。」



……研磨が俺じゃない人とゲームするなんて珍しいから見守っててあげたいけど……。



「なぁ、そろそろ移動しないと警察に見つか……」



「あ。」



俺らがいる教室の扉を開けたのは、



「げ。」



赤葦と木兎の梟警察ペア。



「やべぇ!おい研磨!」



俺は研磨を横抱き、



「国見!逃げるぞ!」



らっきょくんは国見くんの手を引いて、一斉にダッシュ。



そして、



「いたぞぉぉ!こっちだぁぁっ!!」



俺達に背中を向けてぶんぶんと手をふる木兎とは対象てきに、


「……。」



真顔で追っかけてくる赤葦。



「ちょっと赤葦サン真顔怖いっす……。」



よし。あそこで降りきろう。



T字路となっている場所で、真っ直ぐに行くと見せかけて……

手前で急カーブ。



そして、

「あっ……。」



研磨の手から青いゲーム機が放たれた。



同じくして、



「あ。」



国見くんの手からも。



二人の四角い物体は、そのまま開いていた窓から飛び出していく。



さらに、



「あかーし!あいつら何処行った?」



「この先です。急ぎましょう。」



梟警察ペアは幸い真っ直ぐ行ってくれました。



ちらりと横にいる研磨を見ると、



「……クロ。」



「金田一。」



「この勝負、絶対勝つから。」



「……沢山働いてもらうから。」



「「……ハイ。」」



大変ご立腹でした。

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黒悪夢 - うんうん、ドロケーっていう漫画あったかも!でも小説で読めたから面白かったなー (2016年11月6日 13時) (レス) id: c57545a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
黒悪夢 - うんうん、ドロケーっていう漫画あったかも!でも小説で読めたから面白かったなー (2016年11月6日 13時) (レス) id: c57545a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
くにみんマカロン - すっごく面白かったです!これからも更新頑張って下さい(* ´ ▽ ` *) (2016年9月5日 18時) (レス) id: 38c267c275 (このIDを非表示/違反報告)
フォンテイン(プロフ) - 暁響さん» すみません!ご指摘ありがとうございます!わざとだったのですが…とりあえず変えてきます!ありがとうございます! (2016年8月21日 15時) (レス) id: 317090a3c4 (このIDを非表示/違反報告)
暁響 - ドロケーではなく、ドロケイ、またはケイドロですよ。 (2016年8月21日 15時) (レス) id: a06ca16210 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フォンテイン
作成日時:2016年8月19日 15時

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