【ハイキュー】ドロケイしようぜっ！

だいじゅういちわ ページ12

〜犬岡side〜

「スガ、あと何分位？」



「んーあと15分くらい？」



「そうか……海くん、福永、頼んでも良いか？」



「わかった。」



もうそんなに経ったのか……。



「ちーす。」



あ、リエーフ！



「お疲れー。大地。」



「おお。」



烏野の主将さんに捕まったのかー。



「リエーフくんでも捕まるんだねー。」



隣にいる芝山がうんうんと頷いている。



「おいリエーフ……ってあれ？」



雛菊さんのところ行っちゃった……



なんかあるのかな？



そして、



「おぉぉいっっ！」


牢屋に響き渡る声。


「今から助けますからなぁぁっっ!!」



そ、その声は……。



「日向……!!」



「日向が来たぞっ！」



「こっちだッ!!」



一斉に動き出す皆さん。



そして、日向は警察に捕まらないように距離をとりつつ、離れたり、近付いたりを繰り返している。



「何やってんだよ！日向！早く来いよ！」



「そ、そう言われましても……。」



坊主頭の先輩に言われ、狼狽える日向。



そこへ……


「おい菅原／くん！」



「あれ？どうした？及川？岩泉？」



突如現れた警察の二人。



そして……


「……やっぱりッ！雛菊がいない！」



えっ？



慌てて周りを見渡してみるが……。



「ホントだ……。いない……。」



あの黒髪のロングの人が見当たらない……。



「雛菊が逃げたッ！今花巻と松川が追っている！俺達も合流するぞ！オラクソ川！とっとと走れ！」



「……ねぇ菅原くん、俺達、ここに居ちゃダメかな？ちょっと調べたいことがあってね……。」



「おいクソ川！」



「ごめん岩ちゃん。でも、どうしても気になるんだ。」



「……わかった。じゃあここは岩泉と及川に任せる。」



「岩泉、頼んだぞ。」



「おう、任しとけ！」



「えっ俺は？」

だいじゅうにわ→←だいじゅうわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す