【ヒロアカ】どうやら私は、とんでもない所に生まれてきたようです。【番外編】 (ページ11)

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危うく「お分かり頂けただろうか」状態にページ11

私立中学へ入学し、2ヶ月が経過した頃。

兄が通う雄英の体育祭が幕を開けようとしていた。

とはいっても平日だから応援にはさすがに行けないけど、テレビ放送もされるらしいと聞いて録画の方はバッチリだ。

雨「令華って雄英の体育祭は見るの？実は私の兄、この春から雄英生なんだけどさ」

令「えっ、そうなんだ偶然。私のとこもだよ。だから一応録画を見るつもり」

今回は雨美の方からカミングアウトされて驚く。どの科なのかは気になるけど、ヒーロー科目指してたのに落ちて普通科に入った話が出たら気まずいしここは黙ってよかな。

雨「へぇ〜！一緒だね！それにしても兄貴が羨ましいよ〜、クラスの担任がまさかのクラフィアンって！超有名プロヒーローじゃん！サイン貰ってこい言ったよね〜」

令「てことはA組なんだ？」

雨「あれ？何で令華が知ってるの？」

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やっっっっっちまった。

思わぬ失言。頭を抱えたくなったが私の不信度は増すばかりだろう。この前帰省してた母と兄がそれで揉めてたよ〜とか言えないし……！

令「あっ、えっとね！私も！兄から！聞いたの！私の兄も担任がクラフィアンって、A組だって言ってたからそれで！！」

雨「あ〜〜〜なるほど！じゃあお互いの兄はヒーロー科に居るってわけだ。それなら応援しなきゃだね！」

まじで危ない。今のは本当に。

お兄ちゃんがヒーロー科に合格しないは有り得ないけど、A組で助かった！クラス振り分けてくれた人ありがとう！！