第29話（鉄side） ページ32
俺がAの過去を話し終えると兄貴たちは更に気まずそうな顔をした。
真「小学1年生って…」
鉄「親を手放すのがあまりにも早すぎたAは高学年になるまで白ノ湯温泉…俺の家に住んでたんだ。こいつは高学年になった途端に”ここを出る”って言い出して、それからは別々。親父やお袋は反対したんだけど聞く耳持たなくて大変だったぜ」
ま、”これ以上迷惑かけたくない”って理由はAらしかったけど。
リ「確かにそんな話、Aさんの前では言えませんねぇ…」
鉄「その日から俺は、こいつを守ってやんなきゃと思ったんだ。今は尚更ヒューのサブクラスで吸血鬼になったとか、不老不死になったとか…非現実的なものを突きつけられてるから」
俺は吸血鬼とか言われても別に気にしないが、Aは多分不安にしか感じてないだろう。
でも、そんな気持ちは心にしまって無理に笑ってると思う。ずっと一緒にいるから分かることだ。
だから、いつか伝えれたら
Aに言いたい
俺は───…
貴「んー……？」
ヒ「あ、Aが起きたのじゃ！」
貴「……ん……」
ク「…寝たな」
リ「寝ましたね」
真「よっぽど疲れてたんだな…」
御「僕も…そろそろ限界だ…」
なんて雑談してる内に白ノ湯温泉に着いた。
鉄「じゃあ俺たちはここで。話聞いてくれてありがとな」
真「また明日な〜！」
リ「ヒュー、鉄くん、さようなら」
取り敢えずAを布団に運ぼうか。
鉄「ヒュー、Aを運ぶの手伝ってくれ」
ヒ「うむ、お安い御用じゃ！」
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レーズン(プロフ) - 巫癒(ふゆ)さん» 男性恐怖症の方も見て下さってるのですね！？もうほんとにありがとうございます(歓喜)めっちゃ更新頑張りますわｷﾘｯ (2017年10月14日 8時) (
レス) id: 9587b60f32 (このIDを非表示/違反報告)
巫癒(ふゆ)(プロフ) - 番外編もちゃんとみますよww他作品の男性恐怖症なんです(何か違う)も楽しみにしています (2017年10月13日 17時) (レス) id: 07af999580 (このIDを非表示/違反報告)
レーズン(プロフ) - 狐火さん» 返信遅くなってごめんなさいｯｯ！イメ画上手でしたか…？次夢主描くことがあったら動きのある夢主に(何の宣言や)すみませんw見て下さってありがとうございます！番外編も是非よろしくお願いします！！ (2017年10月11日 9時) (レス) id: 9587b60f32 (このIDを非表示/違反報告)
レーズン(プロフ) - 巫癒(ふゆ)さん» ひ返信遅くなってごめんなさいｯｯ！やっとコメの不具合が治りました…あんな絵を上手だと言ってくださるなんて嬉しいです！番外編も是非見ていってくださ(((( (2017年10月11日 9時) (レス) id: 9587b60f32 (このIDを非表示/違反報告)
レーズン(プロフ) - 通行人αさん» わぁ、わぁぁ！そのように言ってもらえて感激っす！鉄と夢主ちゃんは絶対いちゃつかせますんで是非番外編終わるまでよろしくお願いします！！ (2017年10月11日 9時) (レス) id: 9587b60f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レーズン | 作成日時：2016年11月26日 11時
