【ぼくはか】月宮くんの妹に懐かれたんですけど (ページ10)

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第9話ページ10

3人で手を繋いで、なるべく遠くへ逃げる。

すっごく楽しそうなお兄さまと

げんなりしてる…芹お兄ちゃん。

貴「芹お兄ちゃん、楽しくないの？」

芹「えぇ⁉そそそ、そんなことないよ⁉」

嘘だ。だって、顔が引きつってるんだもん。

貴「別の遊びにする？」

芹「だからいいってば‼」

⁉⁉(இ﹏இ`｡)

や、

やっぱり不機嫌だー‼

貴「ごめんなさい…Aが芹お兄ちゃんの希望聞かずに暗黒ケイドロやりたいだなんて言ったから…」

月「芹くん、俺言ったよね？…妹泣かせたら許さないって(⌒▽⌒)ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…」

芹「あぁもう！だから嫌だったんだよ‼」

？「あれ、小雪くん？こんなとこで何してるの？」

後ろから綺麗な声がしたから振り向くと、綺麗なお姉ちゃんが立っていた。

芹「澄楚さん⁉どうしてここに？」

澄「そこの中庭で八重ちゃんと昼食をとってたんだ！ところで、小雪くんと月宮くんが手を繋いでる女の子は誰？」

貴「月宮A！ウツギお兄さまの妹だよ‼」

”澄楚”といったお姉ちゃんは優しく微笑んで”宜しくね”と言ってくれた。

澄楚お姉ちゃんって呼ぼう！

貴「そうだ！澄楚お姉ちゃんも一緒に遊ばない？」

澄「え、私も？」

人数は多いほうが楽しい。兜お兄ちゃんに1人増えること言わなきゃ！