【ぼくはか】月宮くんの妹に懐かれたんですけど (ページ19)

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:13,352 hit

番外編1 ページ19

まるで少女漫画のようというのはこのことを指すのであろう出来事が今日起こった。

私、月宮Aは今日から高校生！兄のウツギは社会人で働いている。どこで働いてるのか妹の私にも不明だけどね。

朝起きたらウツギ兄ちゃんのメモ書き付きで机に朝食が用意されていた。さすが兄ちゃん、栄養バランスばっちりだし美味しそう♡

貴「それにしても、担任ってどんな人だろう。友達とかできたらいいなーﾓｸﾞﾓｸﾞ」

え、そんなゆっくりしてても大丈夫なのかって？甘いな諸君、私の目覚めは早いから今の時点でまだ1時間は時間があるのだよ！兄ちゃんはそれより早く起きて美味しい朝食作るんだからすごいとは思う、尊敬するわマジ。

食べ終わって身支度。テレビつけたらめざ〇しの星座占いやってた。1位だったから何かいいこと起こりそうな気がする。

貴「"懐かしい出逢いがありそう。ラッキーポイントは校門"…か。今日くぐるじゃん」

なるほど校門で懐かしい出逢いでもあるのだろうか。あんまり星占いは見ないけど、占いは信じる方だ。

期待を胸に家を出た。

私が通うのは兄ちゃんが通っていた三刀矢高校。あの時いた人たちは皆、面白くて楽しい人ばっかりだったからな～

私の時も、そうだったらいいな！