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第13話 ページ14
貴「もしかして…迷惑、だった？((ｳﾙｳﾙ」
芹「ゔっ…」
あぁ、やっぱりそうなんだ
Aは芹お兄ちゃんの気持ちを全然分かってなかった。
貴「ごめんね…？Aが…無理やりっ…誘ったから……！」
泣いちゃダメだよ
また迷惑かけちゃう
でも
貴「A…先に帰ってる」
芹「あ、ちょっと！」
勢いよく教室を飛び出して走る
このときは気が早まってたから気づかなかったんだ
ここは”高校”だということを───
貴「あれ？ここ、どこ…？」
小学校とは違って広いから迷子になってしまった。お兄さまたちの教室を聞こうにも人がいないから聞けない…
横にある教室の中の様子も、窓が高すぎて見えないから、この辺りがどんな場所かも分からないし…
もしこのまま誰も見つけに来てくれなかったらどうしよう？
学校から出られなかったら？
家に帰れなかったら？
貴「……ぅっ……」
視界がぼやける。そんなの嫌だ…怖いよ…誰か助けて…‼
？「あの…大丈夫、ですか？」
急に高い声が聞こえたからびっくりした。
振り返ると、何だろう…何か、コスプレ(？)をした人がいた。でも、きっとこの学校の生徒なんだよね⁉
貴「き」
？「き？」
貴「救世主だぁぁぁぁ‼(´°̥̥̥̥̥̥̥̥△°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
？「えぇぇぇぇ⁉」
A、助かるんだ‼よかったぁ〜…
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作者名：レーズン | 作成日時：2016年9月19日 16時
