kissB…永久の愛-by.JEJUNG- Part01

＃10 ページ10

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お昼もろくに食べてなくて

痛み止めも切れ始めたのか…

足首が熱を持ち始めた






A「はぁ…やばいやばい…」






喫煙所で軽いご飯を食べた後

一服しながら水で薬を2錠飲んだ







「あ…こんにちわ」






そう言われて壁に寄りかかっていた私は

声をかけられた方を見上げた

すると陽の光で顔がハッキリ見えず

私は手で陽の光を遮り目を細めて前に立つ人を見つめた






あ…赤髪の人だ…







私はすぐに立ち上がって

お辞儀をした







A「こ…こんにちわ…」





飲み終えた薬の残骸を地面に置きっぱなしにしていて

私は慌ててそれを拾いポッケに入れた







「足…まだ痛むんですか?」






心配そうな顔で私の顔を覗き込む彼

やば…ッ!!

何メインの方に気を使わせてんだよ…!!






A「あッ!!いや!!これは…その…」






こういう時なんかうまい事言いまわせない自分に呆れる

言葉を詰まらせていると彼はフッと笑った






「誰にも言いませんよ?」






A「へ…?あーはい…すみません…」






「こちらこそ…ケガしてるのに…」







うわぁ…なんか今にも消えそうな位に

悲しそうな顔をするんだな…この人…

あまりの悲しそうな顔に私は何か言わなきゃ!!と勢いあまり…







A「私!!貴方達の事は全然知らないんですけど!!でッ…でも!!ファンの方すっごい来てて…だからその…」






「え…俺達の事…知らないんですか?」






きょとんとする彼

やば…墓穴掘った…

もう死にたいわ…///



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