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三本目でソファーに項垂れる私
冷蔵庫に行くとビールはない
A「なんだよぉ〜!!もうないのかよぉ〜」
仕方なく買い出しに行こうと
カウンターに置いた財布とカギを手にして
私は家を出た
エレベーターに乗り込み壁に寄りかかる
A「あぁ…なんか眠い…」
目を擦りながらエレベーターのドアが開いたので
ふらつく足で出ようとした瞬間
ドンッ
A「イタッ!!!!」
誰かにぶつかり私はそのまま床にしゃがみ込んだ
「ご…ごめんなさい!!」
そう言われて差し出された手を私は見上げる
傾いた眼鏡を直しながら差し出された手の主を見つめる
A「あれ…?ジェ…ジュンさん…?」
黒いパーカーにサングラス姿
あの時脅かされたから忘れるはずなかった
JJ「あ…Aさん?どうしてここに…?」
私は普通にジェジュンの手を掴んで立ち上がろうとして
ふらつく足元に思わず彼の胸に寄りかかってしまった
JJ「ちょッ…て…酒くさ…ww」
A「ちょっと!!女性に酒臭いとかいうな!!」
思わず顔を上げると
俯きながらはにかむジェジュン
サングラス越しでも彼が笑ってるってわかる
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あん(プロフ) - きゃぁぁぁぁぁっ!つ、つ、つながってるっ!前作と繋がってる事に感動です! (2013年10月10日 18時) (レス) id: 7fb04ea16d (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - ののさん新作~(//∇//)もうすでに、楽しんでます♪わぁーい続き待ち遠しいでーす(*^^*) (2013年9月21日 0時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のの | 作成日時:2013年9月20日 22時