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67話。貴方side ページ18

俺が巻き込まれることがもうないとはどういうことだろう。





その方が助かるし、嬉しいが何故だ?





中島さんが何かをするつもりなことはわかるが、一体何をするというのだろうか。





こういうとき、一体何と声をかければいいんだろう。





どうすればいいのかわからなくて、思わず中島さんの顔を見つめると彼は笑っていた。





笑っているけれども、すぐにでも泣き出してしまうのではないかと思われる顔でますますどうしたらいいのかわからない。




とりあえず、中島さんが今の状態や今からしようとしていることは彼自身が本当に望んでいることではないということだけはなんとなく察することができた。





あの日、高校生になりたてのころ、ナオミちゃんは一体どんな気持ちで俺に声をかけてくれたんだろうか。





初対面の、周りから浮いていた俺にどうやって声をかけてくれたんだろうか。






やはり、ナオミちゃんには敵わないなぁ。





俺にも彼女のように声をかけることはできるだろうか。





まだあまり話したこともない俺にも中島さんのためにできることは何だ。

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空李(プロフ) - かなとさん» すみません、ご指摘ありがとうございます。 (2019年5月9日 18時) (レス) id: 154a99d2ca (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月9日 18時) (レス) id: 483535372f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空李 | 作成日時:2019年5月9日 17時

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