君の元へ…

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いつも通りの朝。バタバタしながら支度をする。









「お母さん！！私の買ってきたやつどこにやったん？！」









母「ごめん、ごめん。はいよ。」









「いってきまーす！！！」









桜がひらひらと舞い落ちる中私は家を飛び出した。









まだ春になりきれてない冷たい風が私の頰を撫でる。









ついたのは住宅街のはずれにある小さな墓地。









「拓実？来たよ。」









そういって私は花束を置く。









「拓実が好きなハンバーガー持って来たいけどさここにずっと置いとくのは無理じゃん？笑」









なんでハンバーガーなんだと、文句を1つこぼすと涙が一粒私の目から溢れ落ちた。

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