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好き9* ページ10
#爆豪side
Aの容態が悪化した。
そう連絡があったのは、土曜日の12時頃だった。
やることもないので、家で漫画を読んでたときだった。
それはあまりにも唐突で。
爆「ｸｿｯ...ｸｿｯ...Aｯ...」
今Aを失ったら、自分が自分じゃなくなる気がして。
もっともっと、やりたいことがあったのに。
治療法も見つけてないじゃないか。
後悔してもしきれない。
悔しくて、悔しくて...
呼吸器をはめて苦しそうなAの隣で
柄にもなく泣き続けた。
もう会えなくなるんじゃないかって。
もうあの笑顔が見れなくなるんじゃないかって。
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作者名：黒羽@Ric | 作成日時：2018年4月7日 1時
