大好きでした。【爆豪勝己】 (ページ3)

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好き2* ページ3

今日は雨だった。

雨のせいかクリーム色の髪は少しただれていて、心なしか、いつものような元気は見当たらない。

今日の教室はすこしジメジメしていて、嫌だなぁと思うけどそんなときでも君はカッコいい。

君の様子を毎日観察するようになったのは、一目惚れをしたからだろう。

話しかけたいが、周りには他のクラスメイトがいて。

クラスメイトに付き合っても無いのに、嫉妬して。

女子が話しかけてるのを見ると少しばかりショックを受けて。

我ながら醜いなぁって思ったりして。

ジッと見てるとバチッと君と目があってしまった。

こっちを見てくれた。という嬉しさよりも、バレたかも...という恥ずかしさが勝ってしまい、すぐに目をそらしてしまう。

せっかくこっち見てくれたのに。

話しかけれたかもしれないのに。

顔に後悔の色を浮かばせていると、ｶﾞﾀｯという音が聞こえて。

こっちに近づいて来る音が聞こえ、顔をあげると、すぐ近くに、君の顔があって。

ドキドキと動悸が早まる胸。

きっと顔は赤いんだろうなぁと思いながら、見つめ会うこと十数秒。

爆「ちょっと来いや」

と。君の声が聞こえて、腕を引かれる。