【名探偵コナン】松田陣平の幼馴染みが居た！2

63話 ページ36

(横溝)密室殺人!?これがかい？

(コナン)うん！入り口の扉は石栗さんの遺体でふさがってるし…窓も全部鍵かかってたもん!

(横溝)コナン君…毛利さんの影響でミステリー好きなのはわかるけどさ…テニスウェア姿の遺体の尻の下のラケットには何かにぶつけたような傷がついていて…遺体の頭のそばにある棚にも似たような傷があり…その棚に遺体の肩口に被さっている銅製の花瓶が置いてあったとなると…部屋で素振りをしていた石栗さんの手が滑り、飛んだらラケットが棚にぶつかり…落ちたラケットを拾おうとした所にラケットがぶつかったショックで、グラついていた花瓶が石栗さんの頭に落下…その後もがいて仰向けになり、扉の前で息絶えたと考えた方が

(コナン)でもさー…それならラケットはもっと棚のそばに落ちてるはずだし…もがいて仰向けになったんなら、こんな重そうな花瓶、肩の所に載ってないんじゃない?それに、棚の真下の床に花瓶が落ちた時にできたような大きなヘコミが残ってるし…ボク「ドン」っていう大きな音で目が覚めたけど…あれが花瓶が落ちた時の音なら絶対事故じゃないよ!

(横溝)え？何で？

(コナン)だってボク、その後すぐに遺体や花瓶に触ってみたけどどっちに付いてる血も乾ききってたから、音がする前に石栗さんはもう亡くなってて…元々 血が付いてた花瓶が棚から落ちて来たって事だよね?

(横溝)た、確かに…

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