犬と猫に懐かれたのだが

あれから色々あって ページ19

あれからミンギュにちょっかいはかけられる毎日。





そしてようやく体育祭当日。




ミンギュはリレーと借り物競走


ウォヌは借り物競走。


私はバレー。



因みに私とウォヌの色はオレンジ。ミンギュは青だ。



私のバレーは終わり、次はミンギュのリレーだ。



隣に座ってるウォヌが



手を絡ましてきて驚いて見ると



WN「あ、やっとこっち見た。」


「え？私のこと呼んでた？」


WN「うん。上の空って顔で遠く見つめてた。何度名前呼んでも反応しないから」



「あ、ごめん笑...あ！ミンギュ走るよ！！」



パァンって音と共に一気に走り出した。



えっ、ミンギュ早っ！


どんどん追い抜いていくミンギュから目が離せないでいると、ミンギュが最後の一人を抜かそうとした時、抜かされそうだった人がミンギュにガンッ！と体をぶつけた。


それに耐えられず、転倒してしまったミンギュ。



私は無意識に



「ミンギュっ！頑張れ〜！」


と叫んでいた。



その声に気づいたミンギュはこっちを見た後ニカッと笑ってまた走り出した。



結果は1位。



よくあの距離縮めたと思う。



感動しながら隣を見ると不機嫌な顔をしてるウォヌ。


「えっ、どうしたのウォn「続いて借り物競走です。選手の皆さんは準備してください。」」


私の声は呼び出しの声で消されてしまった。



ウォヌはムクっと立ち上がって指定された場所に向かう。



あ、ミンギュと戦うんだ...



パァンっの音と共に走り出し、ウォヌとミンギュがお題の紙を見ると2人はお互い顔を見あった後、私に向かって全速力で走ってきた。


司会「おっと2人はLoveカードを引いたようだ！！」


なんだなんだ！？と思ってるとあっという間に目の前に2人が来て、同時に両方の腕を捕まれ、ゴールまで走らされている。



んぇ？


司会「ただいまLoveカードを引いた2人が1人の女性を連れてゴールしました！！」


訳が分からなくなってると、2人が引いたお題を見せてくれた。


ミンギュが『好きな人』



ウォヌが









『付き合いたい人』

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