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4話 ページ5

Aさんはショッピングから帰ってくるとすぐに眠ってしまった

さて……

机の横の引き出しを開くと中には無造作に入れられた指輪

やっと会えたのに結婚してるなんて…

でもいいさ、今は何もかも忘れているんだ

1から僕でいっぱいにさせればいい

Aさんのスマホをパソコンに繋げる

写真に相手の男と思われる人物はいないな…

SNSにも見た感じいないな

僕はベランダに出るとある人物へ電話をする


リシ「…えぇ彼女はなんともありません。…はい、了解しました」


電話を着るとベットで眠るAさんの髪を撫でる

あの日からもう10年経ちましたよ…

今回Aさんに会えたのは他でもないあの人たちのおかげだ

初めは抵抗があった…でも君にまた会えるなら

そして久しぶりに会えた君は今のように眠っていたね

相変わらず綺麗だよ


貴女「…んんっ」

リシ「あ、起きましたか?」

貴女「私寝てましたか…?」

リシ「えぇ、今日は久しぶりに遊んで疲れたんでしょう。ゆっくり休んでください」

貴女「…リシさん、ありがとう」


再び目を閉じるとすぐに眠ってしまった

君の瞳に僕が映っている事がたまらなく嬉しいよ

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作者名:ムーマン | 作成日時:2020年4月20日 17時

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