1話 ページ2
コーヒーのいい香りに目を覚ました
ふかふかのベットから体を起こせば窓際で外を眺めながらコーヒーを飲んでいる彼
そっと彼に近づき隣に立つと彼は優しく頭を撫でてくれた
リシ「おはようございますAさん」
貴女「おはようございますリシさん」
リシ「頭の具合はどうですか?痛みとかはありますか?」
貴女「えぇ大丈夫です」
リシ「コーヒー淹れてきますね」
私はぼーっとしながら窓の外を眺める
…シンガポール
なんでシンガポールにいるのか自分でもわからない
目が覚めたら私は病院にいてリシさんが見つけてくれたらしい
病院からは記憶喪失と診断され一時的に今はリシさんの家に置いてもらっている
何も思い出せない…
リシ「…やっぱりまだ痛いですか?」
貴女「…いえ、平気です。早く思い出そうと思っているんですが何も思い出せなくて」
リシ「あまり無理に思い出そうとしなくてもいいんですよっ、ゆっくりで大丈夫ですからね」
貴女「ありがとうございます、」
リシさんの優しさにいつも甘えてしまう
ここに置いてもらって1週間
思い出せた事は自分の出身と職業くらい
リシさんはゆっくりでも大丈夫って言ってるけどいつまでも迷惑はかけられない
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作者名:ムーマン | 作成日時:2020年4月20日 17時