3話 ページ4
マネ「えーと、今日はもうこの後はないね」
貴女「じゃあもう帰ろっか」
マネ「車出してきます」
マネージャーを待つ間楽屋で荷物整理をする
コンコンっ
もう来たのかな?
貴女「どうぞー」
伊藤「はいはーい入りますよ」
貴女「あれ?健ちゃんじゃんどーしたの?」
伊藤「今撮影終わって近くまで寄ったから」
貴女「暇だねー」
伊藤「うるせぇい、お生憎様お忙しいございます」
貴女「私は今日はもう帰るけど健ちゃんは?」
伊藤「俺も終わりー、」
なにやらモジモジと口をすぼめながらこちらをチラチラ見てる健ちゃん
…き、気色悪い
貴女「そっかまたね」
伊藤「なんでだよ!ここはこのあと飲みにでも誘うところだろ!」
貴女「あらやだ!女から誘わせるつもり?!」
伊藤「…これは失礼、飲みに行きましょう」
貴女「おつかれー」
伊藤「いやいや!」
健ちゃんがあまりにもしつこいので飲みに行ってやることに
マネージャーに送ってもらいいつもの居酒屋に入る
適当に注文をしてとりあえず乾杯
伊藤「最近A人気だよな」
貴女「おかげさまでね」
伊藤「うんうん、妹が成長したみたいだ」
貴女「いやいや、姉だろ」
伊藤「そんな変わらん」
貴女「健ちゃんだって人気じゃん」
伊藤「嬉しいけど、なかなかAとの共演って無いよなー」
枝豆をちびちび食べながら眉を下げてる
あざといな……
貴女「そんな顔しても可愛くないよー……」
伊藤「俺は知ってんだぜ、Aがこの顔に弱い事」
貴女「ふふ、ブームは過ぎ去るものよ?」
伊藤「まさか…飽きたの?」
ドヤ顔してたかと思ったら今度は目にいっぱい涙を溜めている
情緒不安定なのかな?
貴女「健ちゃん飲みすぎ…弱いくせに」
伊藤「ねぇ飽きたの?」
貴女「飽きてない飽きてない、」
伊藤「よがっだぁぁあ」
貴女「泣かないでよォ…っておい!人の服でふくな!」
健ちゃん飲んだら泣き上戸になるんだよね
困ったもんだ
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ムーマン | 作成日時:2019年11月21日 4時